中国でLINE・Googleが使えない!原因と対処法5つ【2026年版】

VPN(短期渡航)

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⚠️ 中国でのVPN利用には法的にグレーな部分があり、状況は変わることがあります。本記事は規制をかいくぐる方法ではなく、駐在員・出張者・旅行者が安全に通信環境を整えるための一般的な情報をまとめたものです。利用は自己責任の範囲で、最新の公式情報もあわせてご確認ください。

「上海に着いたとたん、LINEもGoogleも全然つながらない…!」——これ、初めて中国に来た方が空港でいちばん最初にあわてるポイントなんですよね。

実はこれ、スマホの故障でも設定ミスでもありません。中国では国の通信規制(グレートファイアウォール)によって、LINE・Google・Instagram・YouTubeなど、日本で当たり前に使っているアプリの多くがブロックされてしまうんです。

この記事では、上海歴20年のパンダ🐼が、「なぜ使えないのか」という原因から、「どうすれば使えるようになるのか」という対処法5つまでを、できるだけやさしく整理してお話しします。読み終わるころには、出発前に何を準備すればいいかがハッキリして、上海の空港に着いた瞬間に家族へ「無事ついたよ」とLINEを送れる状態を目指せます。

ポイントを先にお伝えすると、いちばん確実なのは「渡航前にVPN(仮想専用線。中国の規制を越えて日本のアプリに接続するための仕組み)を準備しておくこと」です。理由も含めて、順番に見ていきましょう。

この記事で紹介する「対処法5つ」
①VPN+現地回線(本命)
②ローミング型eSIM
③海外Wi-Fiレンタル/ローミング
④VPNが繋がらない時の対処(サーバー切替・2社目)
⑤現地の代替アプリ(微信(ウィーチャット/Wēixìn)・百度(バイドゥ/Bǎidù)・高德地図(ガオダー/Gāodé dìtú))

上海パンダ
上海パンダ

上海に着いたその日にネットが半分使えなくなって大慌て…というのは、上海に来た友人たちからもよく聞く“あるある”なんです😅 同じ思いをする方が一人でも減るように、つまずきポイントを正直に書いていきますね。

  1. ① 中国でLINE・Google・Instagram・YouTubeが使えないのはなぜ?
    1. ①-1 原因はグレートファイアウォール(GFW/金盾)
    2. ①-2 日本で使えていたのに中国で繋がらなくなる仕組み
    3. ①-3 規制は年々強化される傾向(2026年時点)
  2. ② 中国で使えなくなる主なアプリ・サービス一覧【2026年版】
    1. ②-1 SNS系(LINE・Instagram・X・Facebook)
    2. ②-2 Google系(検索・Gmail・マップ・YouTube・ドライブ)
    3. ②-3 その他(一部の日本のニュース・動画サービス)
  3. ③ 症状別|「使えない」と何が困るのか(上海歴20年の実体験)
    1. ③-1 LINE:家族・職場との連絡が途絶える
    2. ③-2 Google:仕事のGmail・地図・検索が止まる
    3. ③-3 Instagram・YouTube:情報収集・暇つぶしができない
  4. ④ 中国で使えない問題を解決する3つの方法と選び方
    1. ④-1 VPN+現地回線(本命)
    2. ④-2 ローミング型eSIM(VPN不要タイプもある)
    3. ④-3 海外Wi-Fiレンタル/ローミング(短期向け)
    4. ④-4 結論:迷ったらVPNが最も確実
  5. ⑤ 中国で本当に使えるVPNの選び方|失敗しない3つの視点
    1. ⑤-1 GFW耐性(壁を越えられる仕組みがあるか)
    2. ⑤-2 日本語サポート・返金保証
    3. ⑤-3 渡航前にインストール&動作確認(到着後はVPN公式に繋がりにくい)
  6. ⑥ VPNを使っても繋がらない時の対処法
    1. ⑥-1 サーバー変更・別プロトコルへの切り替え
    2. ⑥-2 渡航前にやること(ダウンロード・動作確認・WeChat登録)
    3. ⑥-3 2社目(バックアップVPN)を用意する
  7. ⑦ 使えないアプリの代替手段|中国で使える便利アプリ
    1. ⑦-1 LINEの代わり=微信(ウィーチャット/Wēixìn)
    2. ⑦-2 Google検索の代わり=百度(バイドゥ/Bǎidù)
    3. ⑦-3 Googleマップの代わり=高德地図(ガオダーマップ/Gāodé dìtú)
  8. ⑧ よくある質問(FAQ)
  9. まとめ|出発前のVPN準備で「使えない」を解決しよう

① 中国でLINE・Google・Instagram・YouTubeが使えないのはなぜ?

まず結論からお伝えすると、中国でこれらのアプリが使えないのは、中国政府によるインターネット規制が原因です。スマホやアプリ側に問題があるわけではないので、設定をいくらいじっても直りません。ここを誤解して空港で何十分も格闘してしまう方が本当に多いんです。

①-1 原因はグレートファイアウォール(GFW/金盾)

中国のインターネット規制は、よく「グレートファイアウォール(GFW/Great Firewall)」と呼ばれます。中国国内では金盾(ジンドゥン/Jīndùn)と呼ばれる仕組みの一部で、海外の特定のサイトやアプリへの接続を国レベルで遮断しています。

「万里の長城(Great Wall)」をもじった呼び名で、外から中国へ、中国から外への通信を“壁”で仕切るイメージですね。LINEやGoogle、Instagram、YouTubeなどは、この壁の向こう側にあるサービスとして扱われていて、中国国内からはそのままではアクセスできない状態になっています。

①-2 日本で使えていたのに中国で繋がらなくなる仕組み

日本で普通に使えていたアプリが、中国に入ったとたん繋がらなくなる——この落差にびっくりする方が多いです。仕組みをざっくり言うと、こうなります。

①あなたのスマホが「LINEのサーバーに接続したい」と通信を出す
②その通信が中国の通信網(壁)を通過しようとする
③壁が「これは遮断対象」と判断して、通信をブロックする
④結果、アプリが「読み込み中」のままぐるぐる回り続ける、もしくはエラーになる

ポイントは、あなたのスマホやSIMが日本のものか中国のものかに関係なく、「中国の通信網を通ること」自体がブロックの引き金になるという点です。だから、日本のSIMのまま国際ローミングを使っても、中国の電波をつかんでいる限りは同じように繋がりにくくなることがあります(このあたりはH2-④で詳しくお話しします)。

通常の接続だと… スマホ 日本のアプリへ 通常の接続 中国の 通信の壁 日本の主要アプリ 届かない 専用の別ルートを使うと… スマホ 日本のアプリへ 専用の別ルート 中国の 通信の壁 越える 日本の主要アプリ 使える ※この「専用の別ルート」は出発前に準備しておくのがポイントです。 図:上海ナビ(2026年時点の一般的なイメージ)

この図の「専用の別ルート」にあたるのがVPN(仮想専用線)です。仕組みと選び方はこのあと詳しくお話しします。

①-3 規制は年々強化される傾向(2026年時点)

体感ですが、規制は年々しっかりしてきている印象があります。以前は「たまたま繋がる日もあった」ようなアプリが、最近はきっちり遮断されるようになった、というケースもあります。

ただ、ここは正直にお伝えすると、規制の強さや対象は時期によって変わるため、「2026年はこうだと断言」とは言いにくい部分です。大事なお祝い事や国際的なイベントがある時期は、一時的に規制が強まることもあるといわれています。

・中国でLINE・Google等が使えないのは「中国の通信規制(GFW/金盾)」が原因
・スマホの故障や設定ミスではないので、設定をいじっても直らない
・日本のSIMでも中国の電波をつかむと繋がりにくくなることがある
・規制の対象や強さは時期で変わるため、最新情報の確認が安心


② 中国で使えなくなる主なアプリ・サービス一覧【2026年版】

「結局、何が使えて何が使えないの?」——ここがいちばん気になりますよね。結論として、日本人がよく使う連絡・検索・SNS系の多くがブロック対象になっています。代表的なものを系統別に整理しておきます。

②-1 SNS系(LINE・Instagram・X・Facebook)

連絡や情報発信に使うSNS系は、ブロックされているものが多いです。とくにLINEは日本人にとって生命線なので、ここが使えないと一気に不安になりますよね。詳しい状況は下の表にまとめています。

②-2 Google系(検索・Gmail・マップ・YouTube・ドライブ)

意外と見落としがちなのがGoogle系です。検索だけでなく、仕事で使うGmailやGoogleドライブ、地図のGoogleマップまで、まとめて繋がらなくなります。仕事のメールがGmailの方や、社内ツールがGoogleアカウント連携の方は、ここがいちばん影響が大きい部分です。

②-3 その他(一部の日本のニュース・動画サービス)

上記以外にも、一部の日本のニュースサイトや動画配信サービスが見られない・重い、ということがあります。日本のテレビ系の見逃し配信などは、そもそも「日本国内向け」の地域制限がかかっているものもあり、規制とは別の理由で見られないケースも混ざります。

カテゴリ サービス名 中国でのブロック状況(2026年時点・目安) 主な影響
連絡 LINE 繋がりにくい 家族・職場との連絡
SNS Instagram 基本ブロック 情報収集・発信
SNS X(旧Twitter) 基本ブロック 情報収集
SNS Facebook 基本ブロック 連絡・情報収集
検索 Google検索 使えない 調べもの全般
メール Gmail 使えない 仕事のメール
地図 Googleマップ 使えない 移動・ナビ
動画 YouTube 使えない 情報収集・暇つぶし

※ブロック状況は時期や場所により変わることがあります。あくまで2026年時点の目安としてご覧ください。

・日本人がよく使うLINE・Google系・主要SNSの多くがブロック対象
・とくにGmail・Googleマップが止まると仕事・移動に影響大
・日本のニュース・動画は「規制」とは別に地域制限で見られない場合もある
・「何が使えないか」を出発前に把握しておくと準備がスムーズ


③ 症状別|「使えない」と何が困るのか(上海歴20年の実体験)

ここからは、「使えないと具体的に何が困るのか」を、私自身が上海で実際に味わった感覚をまじえてお話しします。リストを眺めるだけだとピンと来ないと思うので、症状別に見ていきましょう。

③-1 LINE:家族・職場との連絡が途絶える

いちばん地味に効いてくるのが、このLINEです。日本にいる家族との「ついたよ」「ごはん食べた?」みたいな何気ないやりとりが、ある日突然できなくなるんですよね。

私も上海生活が長いですが、準備を忘れた一時帰国明けなどに、空港でLINEが送れず「無事に着いたことだけでも伝えたいのに…」と焦った経験があります。職場の連絡グループがLINEだと、業務連絡も止まってしまうので、ここは本当に死活問題になりがちです。

③-2 Google:仕事のGmail・地図・検索が止まる

仕事で動く方にとっては、Google系が止まるのがいちばん痛いです。Gmailが開けないとメールが確認できませんし、調べものをしようとGoogle検索を叩いても、ぐるぐる回るだけで結果が出ません。

そして地味に困るのがGoogleマップです。初めて行く取引先やホテルへ向かおうとして地図を開いたのに真っ白、というのは、土地勘のない街では本当に心細いものです。上海に来たばかりの友人が、地図アプリが使えず街角で立ち往生した、という話もよく聞きます。

③-3 Instagram・YouTube:情報収集・暇つぶしができない

連絡や仕事ほど切実ではないものの、Instagram・YouTubeが見られないのも地味にストレスです。移動中や寝る前の暇つぶし、お店探しの情報収集など、普段なんとなく使っているサービスがごっそり消えると、思った以上に手持ち無沙汰になります。

「たかが暇つぶし」と侮れないのが、長期滞在になると効いてくる部分でして、日本の情報に触れられない期間が続くと、じわじわ気持ちが疲れてくる方もいます。

上海パンダ
上海パンダ

「連絡・仕事・暇つぶし」が一気に止まる——これが中国ネット問題のしんどさなんですよね😅 でも安心してください。次の章で、ちゃんと使えるようにする方法を整理します。

・LINEが止まると家族・職場との連絡が途絶えて不安になりやすい
・Gmail・Google検索・Googleマップが止まると仕事と移動に直撃
・Instagram・YouTubeが見られないのは長期滞在ほどストレスになる
・困りごとは「連絡・仕事・情報収集」の3方向に同時に来る


④ 中国で使えない問題を解決する3つの方法と選び方

ここからが本題、「どうすれば使えるようになるか」です。結論を先に言うと、解決方法は大きく3つあり、その中でも「VPN+現地回線」がいちばん確実です。順番に見ていきましょう。

④-1 VPN+現地回線(本命)

いちばんおすすめなのが、VPN(仮想専用線。中国の壁を越えて日本のアプリに接続する仕組み)を使う方法です。VPNを使うと、あなたの通信が一度“別ルート”を通るようになり、ブロックを回避してLINEやGoogleに繋がるようになります。

イメージとしては、壁の前で止められていた通信に「日本(や別の国)を経由するトンネル」を用意してあげる感じですね。現地のSIMやeSIMなどの回線とセットで使うのが基本形で、上海に住む日本人の多くがこの方法を使っています。費用も月あたり数百円〜とおさえやすく、家族にLINEを送る・仕事のGmailを開く・地図で道を調べる、といった日常がそのまま戻ってきます。

④-2 ローミング型eSIM(VPN不要タイプもある)

2つ目は、海外向けのeSIM(イーシム。スマホに内蔵された電子SIM)を使う方法です。中には、日本など中国国外の回線を経由する仕組みで、VPNなしでも日本のアプリが使いやすいタイプもあります。

「設定が難しそう」「VPNはよくわからない」という方には選択肢になりますが、データ容量・期間・料金はサービスごとにかなり差があります。eSIMの具体的な比較は別記事で詳しくまとめているので、検討したい方はそちらをどうぞ。

▶ 中国・上海旅行おすすめeSIM・SIM比較3選の記事

④-3 海外Wi-Fiレンタル/ローミング(短期向け)

3つ目は、海外Wi-Fiルーターのレンタルや、日本の携帯会社の国際ローミングを使う方法です。短期旅行で「とにかく手軽に」という方には向いています。

ただし、これらも「中国の電波を経由する」場合は規制の影響を受けることがあり、Wi-FiルーターやローミングだけでLINE・Googleが安定して使えるかは、サービスや時期によってまちまちです。短期で荷物を増やしてもよい方向け、くらいに考えておくとよいでしょう。

④-4 結論:迷ったらVPNが最も確実

3つの方法を見てきましたが、「連絡も仕事も安定してこなしたい」「失敗したくない」という方は、VPN+現地回線が最も確実です。費用が手ごろで、対応アプリの幅も広く、上海在住者の定番になっているのが理由です。

短期のライトな旅行ならeSIMやWi-Fiレンタルも選択肢ですが、迷ったらまずVPNを準備しておけば後悔は少ない、というのが上海歴20年の実感です。

・解決方法は「VPN+現地回線」「ローミング型eSIM」「Wi-Fiレンタル/ローミング」の3つ
・いちばん確実なのはVPN+現地回線(費用も手ごろで対応が広い)
・eSIMは設定が手軽なタイプもあるが容量・料金に差が大きい(詳細はPost96へ)
・短期ならWi-Fiレンタルも可だが、規制の影響を受けることがある
・迷ったらVPNが本命——次はそのVPNの選び方を見ていきましょう


⑤ 中国で本当に使えるVPNの選び方|失敗しない3つの視点

「VPNがいいのはわかったけど、どれを選べばいいの?」——ここでつまずく方が多いです。結論として、中国で使うVPNは「①GFW耐性」「②日本語サポート・返金保証」「③渡航前に準備できるか」の3つの視点で選ぶと失敗しにくいです。

⑤-1 GFW耐性(壁を越えられる仕組みがあるか)

いちばん大事なのが、中国の壁(GFW)をきちんと越えられるVPNかどうかです。世界的に有名なVPNでも、中国だと繋がりにくいものは少なくありません。

専門的になりますが、中国の規制は「これはVPNの通信だな」と見破って遮断してくることがあります。そのため、通信を見破られにくくする工夫(難読化や、OpenConnectといった接続方式など。通信を目立たなくする技術と思ってください)に対応しているVPNほど、中国で安定して使える傾向があります。「中国対応」「中国で使える」とうたっているサービスを選ぶのが無難です。

⑤-2 日本語サポート・返金保証

次に見たいのが、日本語サポートと返金保証の有無です。万一うまく繋がらないとき、日本語で相談できる窓口があると安心感がまるで違います。

ペルソナ的にも「失敗したくない」方ほどここを重視してほしいポイントで、返金保証(◯日以内なら返金、といった制度)があれば、「試してみてダメなら返金」という形で実質的にお試しできます。料金の安さだけでなく、こうしたサポート・返金条件まで確認しておくと、ハズレを引きにくくなります。

⑤-3 渡航前にインストール&動作確認(到着後はVPN公式に繋がりにくい)

そして見落としがちですが、いちばん大事といってもいいのがこれです。VPNは必ず「日本にいるうち=渡航前」に申し込み・インストール・動作確認まで済ませておいてください。

理由はシンプルで、中国に着いてからだと、VPNの公式サイト自体にアクセスしにくくなることがあるからです。つまり「現地でダウンロードしよう」と思っても、その入口が壁の向こう、という事態になりかねません。出発前に設定を終えておけば、上海の空港に着いた瞬間にVPNをオンにして、家族へLINEで「無事ついたよ」と送れます。

▶ 渡航前の準備に。日本語サポートと中国対応で選ぶならMillenVPN(ミレンVPN)

▶ どのVPNが中国向けか具体的に比べたい方は「中国VPNおすすめ5選【2026年版】」の記事もどうぞ

・中国で使うVPNは「GFW耐性」「日本語サポート・返金」「渡航前準備」の3視点で選ぶ
・有名VPNでも中国だと繋がりにくいものがあるので「中国対応」を確認
・返金保証があれば「ダメなら返金」で実質お試しできる
・VPNは必ず渡航前にインストール&動作確認まで終わらせておく


⑥ VPNを使っても繋がらない時の対処法

VPNを準備しても、「あれ、今日はなんだか繋がらないぞ?」という日がまれにあります。これは中国あるあるなので、慌てずに対処すれば大丈夫です。代表的な対処法をまとめます。

⑥-1 サーバー変更・別プロトコルへの切り替え

まず試したいのが、接続先サーバーの変更です。VPNアプリには「日本」「香港」「シンガポール」など複数の接続先(サーバー)が用意されていることが多く、繋がりが悪いときは別のサーバーに切り替えるだけで改善することがよくあります。

それでもダメなら、接続方式(プロトコル)を変えてみてください。アプリの設定に「プロトコル」「接続方式」といった項目があれば、別の方式に切り替えると繋がる、というケースがあります。中国の規制状況によって「効くルート」が日替わりで変わるイメージですね。

⑥-2 渡航前にやること(ダウンロード・動作確認・WeChat登録)

繰り返しになりますが、トラブルを防ぐ最大のコツは渡航前の準備です。具体的には次の3つを日本にいるうちに済ませておきましょう。

①VPNアプリのダウンロードとログイン
②実際にVPNをオンにして日本のサイト・LINE等が動くか動作確認
③微信(ウィーチャット/Wēixìn)のアカウント登録(現地での連絡・支払いに必須級)

とくに微信は、中国生活では連絡から支払いまで何にでも使う必須アプリなので、出発前に登録だけでも済ませておくと現地で本当に楽になります。

VPNやアプリの動作確認でスマホを使い込む渡航直前・当日は電池の減りが早いので、モバイルバッテリーを1つ準備しておくと安心です🐼

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※画像出典:Anker モバイルバッテリー 10000mAh Amazon商品ページより引用(2026年5月時点)

⑥-3 2社目(バックアップVPN)を用意する

「失敗したくない」方に強くおすすめしたいのが、VPNを2社用意しておくことです。1社が一時的に不調でも、もう1社が生きていれば連絡が途絶えません。

私の周りの上海在住者にも、メイン1社+バックアップ1社を持っている方は多いです。月額数百円のサービスをもう1つ用意しておくだけで、「全部繋がらない」という最悪の事態を避けられるので、長期滞在の方ほど検討する価値があります。

▶ バックアップの2社目に。世界的に実績のあるNordVPN(ノードVPN)

・繋がらない時はまず接続先サーバーを変更してみる
・それでもダメなら接続方式(プロトコル)を切り替える
・渡航前に「ダウンロード・動作確認・微信登録」の3つを済ませておく
・メイン+バックアップでVPNを2社持つと「全部繋がらない」を防げる


⑦ 使えないアプリの代替手段|中国で使える便利アプリ

VPNで日本のアプリを使えるようにするのが基本ですが、せっかく中国にいるなら現地アプリも便利です。中国国内のアプリは規制の影響を受けないので、VPNが不調なときの“予備の足”にもなります。代表的なものを紹介します。

⑦-1 LINEの代わり=微信(ウィーチャット/Wēixìn)

連絡手段としては、微信(ウィーチャット/Wēixìn)が圧倒的に便利です。中国ではLINEのポジションにあたるアプリで、メッセージ・通話はもちろん、支払い(微信支付=ウィーチャットペイ)まで何でもこなせます。

現地の人とのやりとりはほぼ微信なので、上海で生活・仕事をするなら登録は事実上必須です。前章でも触れたとおり、渡航前にアカウントを作っておくとスムーズです。

⑦-2 Google検索の代わり=百度(バイドゥ/Bǎidù)

調べものには、百度(バイドゥ/Bǎidù)という中国の検索エンジンが使えます。中国版Googleのような存在で、中国国内の店舗・サービス情報を調べるときは、むしろこちらのほうが情報が充実していることもあります。

中国語での検索が前提になるので最初は少しハードルがありますが、現地情報を深く調べたいときの強い味方です。

⑦-3 Googleマップの代わり=高德地図(ガオダーマップ/Gāodé dìtú)

地図アプリとしては、高德地図(ガオダーマップ/Gāodé dìtú)が定番です。中国国内の地図・ナビ・お店情報に強く、Googleマップが使えない中国では、移動の必需品といってよい存在です。

タクシー配車や乗換案内とも相性がよく、中国語に不安があっても地図は直感的に使えるので、まず入れておいて損はありません。

▶ 中国で使える現地アプリをもっと知りたい方は「上海生活の必須アプリTop5」の記事もどうぞ

・連絡は微信(ウィーチャット)が中国の定番。登録は事実上必須
・検索は百度(バイドゥ)で中国国内情報を調べられる
・地図は高德地図(ガオダーマップ)が移動の必需品
・現地アプリは規制の影響を受けず、VPN不調時の予備にもなる


⑧ よくある質問(FAQ)

Q
中国でVPNを使うのは違法ですか?
A

中国でのVPN利用には法的にグレーな部分があり、状況は変わることがあります。一方で、駐在員や出張者が業務のために通信環境を整えること自体は、実態として広く行われています。本記事は規制をかいくぐることを勧める趣旨ではなく、安全に通信を整えるための一般的な情報です。利用は自己責任の範囲で、最新の公式情報もあわせてご確認ください。

Q
無料のVPNでも中国で使えますか?
A

無料VPNは、中国の規制に対応していなかったり、速度が遅かったり、サポートがなかったりすることが多く、いざという時に繋がらないリスクがあります。連絡や仕事で確実に使いたい場合は、中国対応をうたう有料VPNを選ぶほうが安心です。返金保証のあるサービスなら、実質お試しもできます。

Q
渡航前に準備しておくことは何ですか?
A

いちばん大事なのは、VPNを「渡航前に」申し込み・インストール・動作確認まで済ませておくことです。中国に着いてからではVPNの公式サイトにアクセスしにくくなることがあるためです。あわせて、微信(ウィーチャット)のアカウント登録も済ませておくと現地で楽になります。

Q
VPNとeSIM、どちらを使えばいいですか?
A

安定性と対応アプリの幅で選ぶなら、VPN+現地回線が本命です。設定の手軽さを重視するなら、VPN不要タイプのローミング型eSIMも選択肢になります。eSIMの具体的な比較は「中国・上海旅行おすすめeSIM・SIM比較3選」の記事で詳しくまとめています。

Q
上海と他の都市で、使えるアプリに違いはありますか?
A

規制は基本的に国全体にかかるため、上海でも北京でも他の都市でも、ブロックされる主なアプリは大きくは変わりません。ただし、繋がりやすさや回線品質は場所や時期で多少差が出ることがあります。どの都市へ行く場合も、VPNの準備をしておくのが安心です。


まとめ|出発前のVPN準備で「使えない」を解決しよう

中国でLINE・Googleが使えないのは、スマホの故障ではなく中国の通信規制(GFW/金盾)が原因でした。そして、いちばん確実な解決策は「渡航前にVPNを準備しておくこと」です。最後に要点を整理しておきます。

・中国でLINE・Google・SNSが使えないのは通信規制(GFW/金盾)が原因
・解決策は「VPN+現地回線」が本命。eSIM・Wi-Fiレンタルは補助的な選択肢
・VPNは「GFW耐性・日本語サポート/返金・渡航前準備」の3視点で選ぶ
・繋がらない時はサーバー変更・プロトコル切替・2社目のバックアップで対処
・現地アプリ(微信・百度・高德地図)も入れておくと安心

上海パンダ
上海パンダ

「中国に着いてから準備すればいいや」——これがいちばん危ないんですよね😅 VPNの入口は壁の向こうに行ってしまいます。日本にいるうちにサッと準備して、上海の空港で気持ちよくLINEを送れる状態で来てくださいね🐼✨

▶ まずはここから。渡航前の準備にMillenVPN(ミレンVPN)

▶ どのVPNが中国向けか具体的に比べるなら「中国VPNおすすめ5選【2026年版】」の記事

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