上海インター校 vs 日本人学校|教育費を上海歴20年が徹底比較【2026】

上海で暮らす

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上海赴任が決まって、「子どもの学校はインター校? それとも日本人学校?」と迷っていませんか? 実は、いちばんの分かれ目は教育方針よりも「教育費の自己負担額」だったりします😢

この記事では、上海歴20年のクロパン🐼が、これまで多くの駐在家庭の学校選びを見てきた視点で、インター校と日本人学校を「教育費」を軸に正直に比較します。会社補助の意外な落とし穴(補助は「日本人学校基準」のことが多い!)まで踏み込むので、読み終わるころには「うちの家庭ならどっちが現実的か」がスッキリ判断できるはずです👇(金額は2025〜2026年時点の目安・最新は要確認)

① 上海の学校選びで迷う駐在家庭へ

上海への赴任が決まって、いちばん家族で意見が割れるテーマ。それが「子どもの学校、どうする?」ではないでしょうか😊

「インターナショナルスクール(以下インター校)に入れたら英語もペラペラになりそう」「でも学費がとんでもなく高いって聞いた…」「日本人学校なら帰国後も安心だけど、せっかくの海外生活がもったいない?」——上海歴20年のクロパン🐼は、これまで本当にたくさんの駐在家庭が、この選択で悩む姿を見てきました。

しかも厄介なのが、学費の「自己負担額」が学校によって桁違いに変わるという点です。会社の補助があっても、選ぶ学校しだいで家計の手残りが年に数百万円単位で動く——これが上海の教育費のリアルです。

この記事では、インター校と日本人学校を「教育費(自己負担額)」を中心に、在住者の視点で正直に比べていきます。読み終わるころには、「うちの家庭ならどっちが現実的か」の判断軸が手に入るはずです👇

①-1 「インターか日本人学校か」で家計も帰国後も変わる

学校選びは、ただの教育方針の話ではありません。

家計:自己負担の学費が年数十万円か、年数百万円規模かで、駐在中の貯蓄ペースが大きく変わります
子どもの進路:使用言語(日本語/英語/中国語)が、帰国後の学校選び・受験にそのまま影響します
家族の生活:通学エリア(浦東(プードン/Pǔdōng)か浦西(プーシー/Pǔxī)か)で、住む場所まで変わってきます

つまり、教育費は「お金」「進路」「住まい」の3つに同時に効いてくる、駐在生活の土台になる決断なんですね。

①-2 こんな家庭に読んでほしい

・これから上海赴任が決まり、子どもの学校をゼロから検討する家庭
・「インター校は高い」と聞いて、実際いくら自己負担になるのか具体的に知りたい家庭
・会社の教育費補助があるが、補助の「基準」がよく分からない家庭
・帰国後の進路(日本の受験)と、英語・中国語の習得を両立させたい家庭


② 上海歴20年が見てきた駐在家庭のリアル

上海パンダ
上海パンダ

ぼくは上海歴20年。自分の子ども2人の学校選びはもちろん、赴任してきた後輩や友人家族の「学校どうしよう問題」を、それこそ数えきれないほど一緒に悩んできました🐼

学校選びは、ネットの一般論だけでは決められません。為替・会社の補助規定・子どもの年齢・帰国予定時期——変数が多すぎるからです。だからこそ、現地で実際に多くの家庭の選択を見てきた視点が役に立ちます。

②-1 現地で多くの家庭の学校選びを見てきた視点

正直に言うと、ぼく自身が全部のインター校に通わせて比較したわけではありません。ただ、20年も住んでいると、いろんな家庭の「リアルな結末」が見えてきます。

・インター校に入れて英語が伸びた家庭、逆に日本語が抜けてしまって帰国後に苦労した家庭
・日本人学校で安定したけれど「もっと中国語環境を活かせばよかった」と振り返る家庭
・補助の上限を超えた学費が、毎月じわじわ家計を圧迫していた家庭

こうした「あとから分かること」を先に知っておくのが、失敗しない学校選びのコツです。本記事の数字は2025〜2026年時点に集めた情報をもとにしていますが、学費・制度は変わります。最終的な金額は必ず各校・関係機関の最新の一次情報でご確認ください(⚠️要確認)。

②-2 「経営者層はインター・一般駐在は日本人学校」という現実

これはあくまで在住者として見てきた肌感覚の話ですが——上海では、オーナー経営者やご自身で事業をされている層のお子さんはインター校、一般的な企業派遣の駐在家庭は日本人学校、という傾向がゆるやかにあるように感じます。

もちろん例外はたくさんありますし、どちらが上・下という話ではまったくありません😊 会社の補助規定や家庭の方針しだいで、企業派遣でもインター校を選ぶ家庭もあります。ただ、「インター校はフルで払うと年数百万円規模になりうる」という金額の現実が、この傾向の背景にあるのは確かです。

上海パンダ
上海パンダ

「インターか日本人学校か」は、教育方針の前に、まず会社の補助と自己負担の構造を知ることから。ここを飛ばすと、あとで家計がしんどくなります⚠️


③ 学校選びの5つの比較基準

学校を比べる前に、「何を基準に比べるか」を先にそろえておきましょう。クロパンが大事だと思う基準は次の5つです。

③-1 教育費(自己負担額)

いちばん現実的で、いちばん見落としがちなのが「自己負担額」です。学費そのものではなく、会社補助を引いたあと、家庭が実際に払う金額で考えるのがポイントです。

③-2 使用言語・カリキュラム

日本語(日本人学校)/英語(インター校)/英語+中国語(一部のインター校・現地校国際部)で、子どもの伸びる言語が変わります。帰国後にどの言語を活かしたいかで選びます。

③-3 子供の国籍・環境

多国籍の環境で揉まれてほしいのか、日本人コミュニティの安心感を重視するのか。お子さんの性格・年齢によって向き不向きがあります。

③-4 帰国後の進路接続

日本の中学・高校・大学受験にスムーズに戻れるか。日本人学校は接続がしやすく、インター校は国際的な進路(英語圏の大学など)に強い、という違いがあります。

③-5 学校の場所(浦東/浦西)

通学時間は毎日のことなので、住むエリアと学校の場所の相性は超重要です。浦東(プードン)と浦西(プーシー)のどちらに学校・住まいを置くかで、生活の快適さが変わります。

学校選びの5基準
・①教育費は「学費」でなく「自己負担額」で見る
・②使用言語は帰国後に活かしたい言語から逆算
・③子どもの性格・年齢で環境の向き不向きを判断
・④帰国後の受験接続のしやすさを確認
・⑤通学エリア(浦東/浦西)と住まいの相性をチェック


④ 上海インター校 vs 日本人学校 早見比較表

まずは全体像を表でつかみましょう。金額はいずれも2025〜2026年時点の目安・レンジです(⚠️学校・為替・年度で変わるため要確認)。

比較項目 日本人学校 インター校
学費(自己負担の目安) 小・中学部=授業料 月2,500〜2,700元(年約3万元=1元20円換算で年約60万円前後)+入学時一時費用2万元。高等部=授業料 年116,400元(約230万円規模)。別途バス代・諸費用あり(※2026年度・上海日本人学校公式/為替・諸費用で変動) フルだと年250〜450万円規模(Tier別・諸費用込みの目安/⚠️要確認)
主な使用言語 日本語 英語(一部は英語+中国語)
カリキュラム 日本の学習指導要領ベース IB・英米系などインターナショナル系
帰国後の進路接続 日本の受験に戻りやすい 英語圏進学に強い/日本受験は要対策
環境 日本人中心・安心感 多国籍・グローバル
主な立地 虹橋(ホンチャオ/Hóngqiáo)/浦東(プードン/Pǔdōng) 浦東・浦西に分散
おすすめできる人 帰国後に日本の学校へ戻る予定/自己負担をおさえたい家庭 英語環境を最優先/補助が手厚い・自己負担に余力がある家庭

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⑤ インター校・日本人学校それぞれの詳細

表だけでは分からない、それぞれの中身を見ていきましょう。

⑤-1 日本人学校(虹橋/浦東)の特徴・費用・強み弱み

上海日本人学校は、虹橋(ホンチャオ)と浦東(プードン)にキャンパスがあり、日本人駐在家庭にとっての定番です。

費用の目安:2026年度・上海日本人学校公式の校納金によると、授業料は小学部が月2,500元(年30,000元)、中学部が月2,700元(年32,400元)です。1元20円換算なら年60万円前後ですが、為替で変動します。これに加えて入学時の一時費用として入学金10,000元(第2子以降は5,000元)・施設金10,000元(一家庭1回)、毎月のPTA会費25元がかかります。スクールバスは浦東校2025年度実績で月1,272〜1,484元(地区により異なる)。高等部(浦東校・小中高一貫)は授業料 年116,400元(PTA会費込みで年116,700元・1元20円換算で約230万円規模/為替変動)です。授業料そのものはインター校に比べてかなりおさえめですが、別途バス代・諸費用がかかる点は押さえておきましょう(⚠️2026年度・学校公式。最新は各校公式でご確認ください)。

強み
・日本語で授業が受けられ、帰国後の学習接続がスムーズ
・日本人コミュニティの安心感が大きい
・自己負担額がおさえやすい

弱み
・英語・中国語のネイティブ環境は限定的(→対策:放課後の習い事やスクールで補う家庭が多い)
・「せっかくの海外生活で多国籍環境を活かしきれない」と感じる家庭も

⑤-2 インター校(Tier1/Tier2の実在校例・中立)の特徴・費用・強み弱み

上海には多くのインター校があり、学費帯でゆるやかにTier(ティア=価格帯の層)が分かれます。以下は価格帯の代表例として中立に挙げるもので、特定校を推奨・優劣判断するものではありません(⚠️各校の最新の学費・条件は必ず公式でご確認ください)。

Tier1(ハイ価格帯の代表例):SAS(上海アメリカンスクール)、Concordia(コンコルディア)など
Tier2(中価格帯の代表例):Dulwich(ダリッジ)、YCIS(耀中/Yào zhōng・イーシーアイエス)など

費用の目安:学費だけで年US$15,000〜50,000程度(Tier別/2025〜2026年時点・US$建てのため為替変動あり・⚠️要確認)。入学金・施設費・スクールバス・教材などの諸費用を含めたトータルでは、年250〜450万円規模になることが多い、という目安です(諸費用込み・各校公式要確認)。

強み
・英語ネイティブ環境で語学が伸びやすい
・IBなど国際的なカリキュラムで、英語圏の大学進学に強い
・多国籍の友人ができる

弱み
・自己負担が大きくなりやすい(→対策:会社補助の上限を事前確認・後述の落とし穴を参照)
・日本語が抜けやすく、帰国後の日本の受験には別途対策が必要なことも

⑤-3 第3の選択肢:現地校国際部

意外と知られていませんが、現地校(中国のローカル校)の国際部という選択肢もあります。

・英語+中国語の環境が得られる
・インター校より学費がおさえられるケースがある
・一方で、入学条件・日本語サポートの有無は学校によって大きく異なります(⚠️要確認)

中国語をしっかり身につけさせたい家庭には、検討の価値がある選択肢です。

⑤-4 ⚠️落とし穴=会社の学費補助は「日本人学校基準」

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい落とし穴です。

多くの日系企業では、教育費の補助はあっても、その「基準額」が日本人学校の学費に置かれているケースが少なくありません(⚠️会社規定により異なります・要確認)。

つまり——

日本人学校を選ぶ:補助の範囲内に収まりやすく、自己負担は小さい
インター校を選ぶ:補助は「日本人学校基準」までしか出ず、差額(年数百万円規模になりうる)が丸ごと自己負担になる

このカラクリを知らずに「補助があるからインターでも大丈夫」と思い込むと、あとで家計が大きく狂います。インター校を検討するなら、まず自社の補助規定の「基準」と「上限」を必ず確認してください。

落とし穴のポイント
・会社の教育費補助は「日本人学校の学費」が基準額のことが多い
・インター校はその差額が巨額の自己負担になりうる
・「補助があるから安心」は危険。基準と上限を先に確認
・補助規定は会社ごとに違う(⚠️要確認)

上海パンダ
上海パンダ

「経営者層はインター」という傾向の正体は、結局このカラクリなんですよね。差額を負担できるかどうか。だからこそ、まず数字の構造を知ってほしいんです🐼


⑥ こんな家庭にはこっち

ここまでを踏まえて、タイプ別に整理します。あくまで判断のたたき台として参考にしてください😊

⑥-1 日本人学校が向く家庭

・数年で日本へ帰国予定で、日本の受験に戻したい
・教育費の自己負担をできるだけおさえたい
・日本人コミュニティの安心感を重視する
・会社補助の基準が日本人学校に置かれている

⑥-2 インター校が向く家庭

・英語力を最優先で伸ばしたい
・会社補助が手厚い、または差額を自己負担できる余力がある
・将来的に英語圏の大学進学も視野に入れている
・多国籍環境で育てたい

⑥-3 中国語環境も重視するなら

せっかく上海にいるなら、中国語も身につけさせたい——そう考える家庭も多いはずです。その場合は、現地校国際部のほか、学校+放課後の中国語スクールの組み合わせが現実的です。

日本人学校に通わせつつ、オンラインや現地のスクールで中国語を補う家庭は増えています。スクール選びは 中国語オンラインスクールおすすめ3選 で、駐在家庭目線の比較をまとめています👇

家庭タイプ別の目安
・日本へ戻る・自己負担おさえたい → 日本人学校
・英語最優先・補助に余力 → インター校
・中国語も伸ばしたい → 現地校国際部 or 学校+中国語スクール


⑦ 上海赴任前にやっておく教育費・準備の最終チェック

学校選びと並行して、赴任前に通信・ネット環境の準備も忘れずに。上海では日本のアプリやサイトがそのままでは使えないことが多く、到着後では準備が間に合わないこともあります(⚠️出発前の準備が安心です)。

VPN:上海でLINE・Google・各種サイトを使うために必須級。出発前の契約がおすすめです(→ 中国VPNおすすめ5選
eSIM/SIM:到着直後からネットを使うために。短期下見・赴任前の渡航にも便利です(→ 中国eSIM・SIM比較3選
持ち物リスト:学校の書類準備や生活立ち上げに必要なものを一気にチェック(→ 上海赴任の持ち物リスト

学校が決まったら、次は生活インフラの準備です。VPN・eSIM・持ち物は出発前に整えておくと、上海到着初日からスムーズに動けます👇(上記3記事を参照)

もうひとつ忘れがちなのが、子どもの日本語学習教材です。インター校・日本人学校のどちらを選んでも、国語・漢字のドリルは日本で買って持ち込むのが帯同家庭の定番。上海では日本の教材が手に入りにくく、取り寄せは割高になりがちです。学年別にそろう定番シリーズを出発前に用意しておくと安心です。

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※画像出典:くもんの小学ドリル『1年生かん字』 Amazon商品ページより引用(2026年7月時点)

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まとめ

この記事のまとめ
・学校選びは「学費」でなく自己負担額で考える
・インター校はフルだと年250〜450万円規模になりうる(Tier別・2025〜2026年時点の目安・⚠️要確認)
・最大の落とし穴=会社補助の基準は「日本人学校」のことが多く、差額が自己負担に
・帰国予定・自己負担をおさえたい → 日本人学校/英語最優先・補助に余力 → インター校
・中国語も伸ばすなら現地校国際部 or 学校+中国語スクール
・学校が決まったらVPN・eSIM・持ち物など生活準備も出発前に


⑧ よくある質問(FAQ)

Q
インター校の学費は年間いくらですか?
A

学校(Tier)によって幅がありますが、学費だけで年US$15,000〜50,000程度、入学金・施設費・スクールバスなどの諸費用を含めたトータルでは年250〜450万円規模になることが多い目安です(2025〜2026年時点・US$建てのため為替変動あり・⚠️各校公式で要確認)。

Q
駐在家庭はインター校と日本人学校、どちらが多いですか?
A

在住者の肌感覚としては、一般的な企業派遣の駐在家庭は日本人学校、自己負担に余力のある層はインター校、というゆるやかな傾向があるように感じます。ただし会社の補助規定や家庭の方針しだいで、どちらの選択もあります。

Q
会社補助があればインター校でも自己負担は少ないですか?
A

ここが要注意です。多くの会社では補助の基準額が「日本人学校の学費」に置かれていることがあり、その場合インター校との差額(年数百万円規模になりうる)は自己負担になります。補助の「基準」と「上限」を必ず事前にご確認ください(⚠️会社規定により異なる)。

Q
上海日本人学校に高校(高等部)はありますか? 帰国後の進路は?
A

高等部は浦東校に設置されており、小中高一貫で通えます。2026年度・上海日本人学校公式によると、高等部の授業料は月9,700元・年116,400元(PTA会費を含めると年116,700元・1元20円換算で約230万円規模/為替で変動)です。日本人学校は日本の学習指導要領ベースのため、帰国後の受験には比較的戻りやすいのが一般的な特徴です(⚠️最新の金額は学校公式でご確認ください)。

Q
中国語も身につけさせたい場合はどうすればいいですか?
A

現地校国際部を選ぶか、日本人学校・インター校に通わせつつ放課後に中国語スクールで補う方法が現実的です。駐在家庭向けの比較は 中国語オンラインスクールおすすめ3選 を参考にしてください。

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