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一時帰国って、楽しみな反面「限られた日数で、何を日本で買って上海に持ち帰るか」でいつも消耗しませんか?お店をハシゴして、スーツケースはパンパン、空港で超過料金…。私も最初の数年はこのパターンでした。
この記事では、上海歴20年・家族4人で毎年一時帰国してきた我が家の「買い出しの段取り術」と「日本で買う定番リスト」を、まるっとご紹介します。ポイントは、帰国前にAmazon・楽天で注文しておく → 実家やホテルで受け取る → 重量を管理して持ち帰るの3段取り。これだけで、買い物に追われず家族との時間も確保できます😊
なお、この記事は上海に住んでいる方が「一時帰国のときに補充する」買い出しがテーマです。これから上海へ旅行する方の渡航前の持ち物準備は、別記事の上海旅行の持ち物リスト【2026年完全版】にまとめているので、そちらをどうぞ。

最初の頃は毎回パンパンのスーツケースを引きずって、空港で超過料金にドキドキ…。段取りを変えたら、帰国が「買い出しマラソン」から「家族の時間」に変わりました🐼
① 結論:一時帰国の買い出しは「事前注文→実家受取→重量管理」の3段取りで消耗しない
先に結論です。一時帰国の買い出しで消耗しないコツは、次の3つの段取りに分けて考えること。
① 帰国の1〜2週間前に、Amazon・楽天で「かさばる物・重い物」を注文して実家(またはホテル)に届けておく
② 帰国中は、届いた物の確認と「日本でしか買えない物」だけを現地で買い足す
③ 帰国後は、ラゲッジスケールで重量を管理しながらスーツケースに詰めて持ち帰る
この順番にすると、限られた滞在日数を「お店ハシゴ」で潰さずに済みます。買い物は事前注文で先に終わらせ、現地では受け取りと厳選だけ。あとは重さとの戦いをスマートに乗り切るイメージです。
・買い出しは「事前注文→実家受取→重量管理」の3段取りで考える
・お店ハシゴは最小限、現地は受け取りと厳選だけ
・重さの管理は最後にまとめて(詳しくはこのあとの章で)
② 一時帰国の買い出し段取り術(3ステップ)
3段取りを、もう少し具体的に見ていきましょう。
②-1 帰国1〜2週間前にAmazon・楽天でまとめ買い→実家で受け取る
まずやることは、帰国日から逆算して1〜2週間前に、かさばる物・重い物をネットで注文しておくこと。我が家は毎回、帰国前に日用品や食品を実家に届くように注文しておきます。到着したら実家の家族が受け取ってくれるので、帰国したときには「もう手元にある」状態です。
これだけで、現地での買い物時間が一気に減ります。滞在中はお店をハシゴせず、届いた荷物の確認と、実店舗でしか買えない物の買い足しに集中できます。
②-2 受取先の工夫(実家・ホテル・コンビニ受取)
実家が遠い・頼れる家族がいない場合は、宿泊するホテル受け取りやコンビニ受け取りが便利です。ただしホテル受け取りは、次の点を押さえておくと安心です。
・事前にホテルへ「宅配便を受け取ってもらえるか」を必ず確認する
・宛名は「○○ホテル フロント気付(自分の名前)+宿泊日」にする
・受け取り後は、通販サイトの届け先住所を自宅に戻しておく(次回の誤配防止)
ホテルが対応していない場合は、セブン-イレブンやファミリーマートのコンビニ受け取りが使えます。
②-3 免税・重量を意識した「買う順番」
買う量を決めるときは、中国の入国時の免税枠と飛行機の重量を頭の片隅に置いておきましょう。中国の携帯品免税枠は、居住者で総額5,000元以内、非居住者で2,000元以内が目安とされています(2026年7月時点)。ただし「自用・適量」かどうかは最終的に税関の判断で、同じ物をたくさん持ち込むと免税枠内でも課税されることがあります。金額は変わることがあるので、詳しくは中国海関(ハイグァン/hǎiguān)総署や在中国日本大使館の最新情報でご確認ください。
重い物・液体物は預け入れスーツケースへ。この「買う順番と入れ方」は、このあとの「持ち帰りと電源の技術」の章でくわしく解説します。
・注文は帰国1〜2週間前がベスト(到着を実家/ホテルに合わせる)
・ホテル受取は事前確認+「フロント気付」+帰宅後に届け先を戻す
・免税枠(居住5,000元/非居住2,000元目安・自用適量は税関判断)を意識して買いすぎない
③ カテゴリ別・定番買い出しリスト(上海歴20年の「日本で買う」定番)
ここからは、駐在員の間で「日本で買う」定番として挙がるものを、カテゴリ別に整理します。何を買うか迷ったら、このリストをチェックリスト代わりに使ってください。
③-1 日本食品・調味料(まとめ買いの花形)
一番の花形は、やっぱり調味料と保存食です。
・調味料:醤油・みりん・料理酒・めんつゆ・白だし・すし酢・こめ油 など
・インスタント/保存食:カップ麺、カップスープ、フリーズドライの味噌汁、煎餅・おかき・カリカリ梅・昆布 など
上海でも日系スーパーで日本の調味料は買えますが、日本の2倍前後することも多く、種類も限られます(物価の詳細は上海の物価事情|駐在員家族4人の予算リアルを参考に)。よく使う物ほど、日本でまとめ買いする価値があります。
軽くてかさばらず、肉が入っていない食品なら持ち帰りも安心。ふりかけの詰め合わせは、ごはんのお供として一時帰国のまとめ買い定番です。

③-2 衣類・生活消耗品
・衣類:下着・靴下・子ども服(サイズ展開・品質で日本が選びやすい)
・消耗品:食品用ラップ、綿棒、文具(ノート・ボールペン)、虫よけ、入浴剤 など
一方で、洗剤・柔軟剤やラップ・文具などの日用消耗品は、無理に日本から持ち帰らなくてOKな物も増えています。中国のスーパーで買える中国製の品質もぐっと上がっていて、重い液体や日用品をわざわざスーツケースに入れる必要はありません。ただ、使い心地にこだわりがある物(お気に入りのメーカーのラップや文具など)は、日本から持って来ると満足度が高いです。「全部そろえる」より「こだわる物だけ日本で」がラクですよ(この話は後ほどの体験談でもう少しくわしく)。
③-3 子どもの学習・書籍(帯同ご家族向け)
帯同ご家族(いわゆる駐在妻)の方が特に気にするのが、子どもの学習教材です。上海では日本語の教材が手に入りにくいので、一時帰国でまとめて買っておく家庭が多いです。定番は、
・くもんの小学ドリル/学研の幼児ワークなどの市販ドリル(学年別)
・漢字・計算などの反復ドリル、地図・辞典などの学習参考書
・児童書・絵本(日本語に触れる時間を増やす目的)
💡 進研ゼミ・こどもちゃれんじなどの通信教材は、海外受講の可否や教材の海外発送に条件がある場合があります。契約前に各サービスの海外対応を確認してください。市販のドリル・書籍なら、その場で買って持ち帰るだけなので確実です。
市販ドリルの定番といえば、くもんや学研。学年別にそろえておくと、上海でも日本語の学習を続けやすくなります。

③-4 日用・衛生グッズ(現地で手に入りにくいもの)
・衛生:歯間ブラシ、歯ブラシ、目薬(※薬は下記注意)
・化粧品・スキンケア:使い慣れた物を補充する人が多い
・常備薬:胃腸薬・風邪薬・湿布などの市販薬
💄 化粧品・スキンケアは、買い方まで決めておくと失敗しません。帰国前のEC注文・上海への直送・帰国中の店舗という3パターンの使い分けと、免税品が「国内で開封できない」落とし穴、スプレー類の合計2L上限までを別記事にまとめました。
→ 一時帰国で買う化粧品リスト|上海歴20年の持ち帰り3パターン【2026】
そして、これだけの物を上海まで持ち帰るには、当然「入れる器」が要ります。ここで効いてくるのが、大容量で軽いスーツケースです。フレームタイプはTSA鍵式ロックで、開閉もしっかり。本体が軽いほど、その分だけ中身(=買い出し)を積めます。空きスペースに何を詰めて帰るかは、後ほどの体験談でお話しします😊

・食品・調味料・子どもの学習教材・使い慣れた日用品が「日本で買う」定番
・洗剤・柔軟剤は中国製で十分=持ち帰らない
・肉入り食品・薬は持ち込み注意/持ち帰る器は大容量・軽量スーツケースで
一時帰国中の国内移動・帰省の宿もまとめて予約
一時帰国のタイミングで国内旅行や帰省の予定があるなら、宿や交通も早めに押さえておくと安心です。下の2つは、宿と航空券をまとめて取れたり、帰省の宿探しに便利なので、買い出しのついでにチェックしておくとラクですよ😊
Yahoo!トラベル ヤフーパック(宿泊+JAL航空券)を見る
宿とJAL航空券をまとめて予約。PayPayポイントも貯まる
JTBで国内宿泊・国内ツアーを見る
旅館・シティホテルから国内ツアーまで。帰省の宿にも
④ 持ち帰りと電源の技術(超過料金と電池トラブルを防ぐ)
買う物が決まったら、次は「どう持ち帰るか」。ここを制すると、空港で慌てません。
④-1 ラゲッジスケールで超過料金を防ぐ
一時帰国の帰り便で地味に効いてくるのが、預け入れ荷物の超過料金。国際線エコノミーの預け入れは23kg×2個前後が目安ですが、航空会社・路線・運賃で変わるので、必ず利用便の公式でご確認ください(2026年7月時点)。
そこで役立つのがラゲッジスケール(荷物用の重量計)。私は出発前に自宅でスーツケースを計ってから空港に向かうので、カウンターで「重量オーバーで詰め直し」という事態がなくなりました。数百円〜で買える小さな道具ですが、超過料金を考えれば一発で元が取れます。

【主要航空会社の手荷物ルール(重量・個数)】
受託手荷物の重さ・個数は航空会社や運賃で変わります。何キロまでか調べる手間を省けるよう、日本〜上海線の主要各社の公式ページをまとめました(2026年7月時点・数値は各ページでご確認を)。
・ANA(全日空)国際線 手荷物
・JAL(日本航空)国際線 受託手荷物
・中国東方航空 無料手荷物
・中国国際航空(Air China)受託手荷物
・春秋航空(SPRING JAPAN)手荷物
・ピーチ(Peach)受託手荷物
④-2 衣類圧縮袋で容量を稼ぐ
かさばる衣類は、衣類圧縮袋で潰すと容量が一気に空きます。空いたスペースに食品や本を入れられるので、同じスーツケースでも積める量が増えます。我が家は服はほぼ圧縮袋、というくらい愛用していて、この空いたスペースにお米を入れて持ち帰るのが定番です(ただし重量オーバーには注意。くわしくは後ほどの体験談で)。掃除機不要のハンドポンプ付きなら、旅行先でも使えて便利です。

買い出しでスーツケースに入りきらない…というときのために、折りたたみのサブバッグ(ボストンバッグ)を1つ忍ばせておくと安心です。使わないときは畳んでおけて、増えた荷物やお土産の持ち帰りに活躍します。

④-3 モバイルバッテリー・充電器の新ルールとCCC問題
電源まわりは、2025〜2026年でルールが大きく変わったので要注意です(すべて2026年7月時点)。
■ モバイルバッテリー(充電宝/chōngdiàn bǎo)の機内ルール
・預け入れ不可・機内持込のみ。容量は100Wh以下が原則OK、100〜160Whは航空会社の承認が必要、160Wh超は不可。
・2025年7月8日から、座席上の収納棚(頭上ビン)に入れるのが禁止。座席下や自分のカバンなど、手の届く範囲で保管します。
・2026年4月24日から、日本発着の全便で「機内持込は2個(160Wh以下)まで」「機内での充電・給電は禁止」になりました。違反には航空法上の罰則の可能性もあります(国土交通省・JAL公式)。中国系の航空会社は独自ルールがある場合があるので、搭乗便の公式で必ずご確認ください。
■ 充電器・モバイルバッテリーのCCC(3C認証)問題
ここが今回いちばんお伝えしたいポイントです。中国ではCCC(中国強制性製品認証、通称「3C認証」)という制度があり、モバイルバッテリーや充電器もその対象です。
そして2025年6月28日から、中国民航局(CAAC)が「3C(CCC)認証マークがない/マークが不明瞭/リコール対象のモバイルバッテリーは、中国国内線への機内持込を禁止」としました(JETRO・人民日報)。制度上の対象は中国国内線で、国際線は無マークでも制度上は持込可とされています。ただし、上海・北京などの主要空港では国際線でも無認証品が没収されたという旅行者の報告もあるため、無認証のモバイルバッテリーは搭乗便の航空会社・空港公式で必ず確認してください。
日本で買ったモバイルバッテリーは、この3Cマークが付いていないことがほとんどです。上海に着いてから中国国内線に乗り継ぐ予定がある方は特に注意が必要で、この場合はモバイルバッテリー本体は中国に着いてからCCC認証品を現地で買うのが無難です。上海だけの滞在で、日本発着の国際線区間しか乗らないなら、日本のモバイルバッテリーでも制度上は使えます。
つまり「問題ない充電器」を用意するなら、100-240Vの全世界対応+中国のコンセントに挿さる(不安ならCタイプ/変換プラグ付き)のUSB急速充電器を日本で買っておくのが確実です。USB-C(PD)対応なら、スマホもタブレットも1台で素早く充電できます。

コンセントの形が不安な方は、全世界対応のマルチ変換プラグを1つ持っておくと、中国でも他の国でも使えて安心です(USBポート付きなら充電もまとめられます)。

上海だけの滞在で、日本発着の国際線区間しか乗らない方なら、日本のモバイルバッテリーでも制度上は使えます(※中国国内線に乗る予定がある方は、前述のとおり中国でCCC認証品を買うのが安心です)。機内持込は100Wh以下・2個までが目安。10,000mAhクラスなら約37Whで基準内です。

充電器とセットで、USB-Cの充電ケーブルも1本は予備を持っておくと安心。断線しにくい高耐久ナイロンタイプが長く使えます。

・重量はラゲッジスケールで出発前に確定/服は圧縮袋で容量を稼ぐ
・モバイルバッテリーは機内のみ・2個まで・機内充電禁止(2026/4/24〜・日本発着)
・中国国内線はCCC(3C)マークなしモバブが持込不可→本体は中国で買うのが無難/充電器は100-240V対応品でOK
・数値・ルールは変わるので搭乗便公式で要確認(2026年7月時点)
⑤ 中国に持ち込めない・注意が必要なもの【2026年7月時点】
せっかく買っても、中国の入国時に没収されては意味がありません。持ち込み規制はよく変わるので、ここも2026年7月時点の情報として、渡航前に必ず最新をご確認ください。
⑤-1 肉・乳・果物は検疫でNG
まず建前(制度)から。中国はアフリカ豚熱(ASF)などの家畜伝染病対策で、肉類・肉製品の持ち込みを原則禁止しています。ハム・ソーセージ・ビーフジャーキーはもちろん、ビーフカレーなどの肉入りレトルトや肉エキス入りのスープの素も、成分に肉が含まれれば公式には対象で、真空パックや加熱済みでも建前上はNGです。
ただ、正直なところ実際の税関では、自分で食べる少量のレトルトや缶詰まで細かく止められることは多くありません。私自身も長年、日本から食品を持ち込んでいますが、没収された経験はありません。とはいえ“制度上はNG”という事実は変わらないので、①大量に持ち込む②申告が必要な量になる③アフリカ豚熱の流行などで検疫が強化された時期には、没収されることがあります。あくまで自己責任で、心配な方は肉なしの物を選ぶ・少量にとどめると安心です。
このほか、乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ・バター)、卵、果物・野菜、植物の種子・苗木も持ち込み禁止とされています。こちらは肉の加工品より検疫でチェックされやすい印象なので、生鮮・果物・乳製品は持ち込まないほうが無難です。個包装のお菓子でも、肉・乳成分が入っている物は念のため避けたほうが安心です。
品目リストは変わることがあるので、中国海関(ハイグァン/hǎiguān)総署・在中国日本大使館の最新情報で必ず確認してください。
⑤-2 液体(つい忘れる水)・薬の扱い
国際線の液体物の機内持込は、各100ml以下の容器を、1L以下の透明ジッパー袋に入れて1人1袋まで。醤油や大容量の調味料・化粧品は、機内持込ではなく預け入れスーツケースに入れましょう(預け入れなら100ml超もOK)。
正直、これは私も毎回やらかすのですが…カバンに飲みかけのペットボトルの水を入れっぱなしにして、保安検査で引っかかるんですよね。頭ではわかっていても、つい忘れます。皆さんも保安検査の前に、カバンの中の水・お茶をチェックしてください(笑)。
薬については、市販薬でも成分や数量によって持ち込みが制限される場合があります。自己使用の常識的な範囲にとどめ、心配な物は事前に公式情報を確認しましょう。
⑤-3 免税枠・高額品の申告
・免税枠:居住者は総額5,000元、非居住者は2,000元以内が目安(自用・適量かは税関判断)
・酒・たばこ:たばこ紙巻400本・酒(12%以上)約1.5Lなどが目安
・現金:外貨5,000米ドル相当超・人民元20,000元超は申告が必要
・新品の高額品(PC・カメラ等):免税枠を超える・規定品目に該当すると申告/課税の対象になり得る
数値はいずれも目安で、変わることがあります。最新は公式でご確認ください(2026年7月時点)。
・肉・乳・卵・果物・種子は制度上は持ち込みNG(自用の少量レトルト等は通ることも多いが保証はなし・厳格化時は没収も)
・液体は100ml×1L袋・大容量は預け入れへ(水の入れっぱなしに注意)
・免税枠・申告・薬は「目安+税関判断」。渡航前に海関総署・大使館で最新確認を
⑥ 上海歴20年のリアルな買い出し話
最後に、我が家の“リアル”を少しだけ。

実は、帰りのスーツケースは、衣類圧縮袋で服をギュッと潰して空けたスペースに、お米を入れて持ち帰るのが我が家の定番です。今は中国で日本米や輸入米を買うとかなり高くて、中国のお米は正直、味も品質も日本のものにはかないません。だから服を圧縮した分の隙間に、日本のお米をドンと入れて帰ります🐼
ただし、ここで大事なのが重量。お米は意外とずっしり重いので、詰め込みすぎると預け入れの重量制限をあっさり超えてしまいます。ラゲッジスケールで計って、重量に余裕がある範囲で入れるのがコツ。「圧縮袋でスペースを空ける → 余った重量ぶんだけお米を足す」の順番が、超過料金を出さずに持ち帰るコツです。(※お米も本来は検疫の確認対象になり得ます。持ち帰る場合は自用の範囲・少量にとどめ、最新の規制をご確認ください)
一方で、「持ち帰らなくてよかった物」もあります。 代表格が洗剤・柔軟剤。昔は日本から持ち帰っていましたが、今は中国のスーパーで品質の良い中国製がふつうに買えます。重い液体をスーツケースの重量枠を使ってまで運ぶのは、もったいなかったなと。「中国で十分手に入る物は現地で」が、20年住んでたどり着いた結論です(この“中国で完結できる”視点は、上海の物価事情の記事でも触れています)。
そして毎回の失敗が、さっきの水の入れっぱなし(笑)。買い出しの段取りはバッチリでも、こういう小さいところで足元をすくわれます。皆さんはぜひ、保安検査の前にカバンの中身をチェックしてくださいね。
・スーツケースの空きスペースはお米で(中国は日本米が高く品質も劣る/※米も検疫は要確認)
・洗剤・柔軟剤は現地の中国製で十分=持ち帰らない
・段取り上手でも「水の入れっぱなし」には要注意
⑦ 一時帰国の買い出しを最短で終える3つのコツ
ここまでを、実践できる形に3つのコツとしてまとめ直します。
⑦-1 家族で「買い物リスト」を共有メモで前倒しする
帰国が決まったら、家族の共有メモ(スマホのメモアプリなど)に買い物リストを作り、帰国前にネット注文まで済ませておく。これが最強の時短です。現地に着いてから「何買うんだっけ」と悩む時間がゼロになります。
⑦-2 事前注文→実家受取で「現地調達の時間」を消す
買い出しの段取り(事前注文→実家受取)の再確認です。かさばる物・重い物は帰国前に注文して実家(またはホテル)に届けておけば、滞在中は受け取りと厳選だけ。買い物マラソンを、そもそも発生させないのがコツです。
⑦-3 重量は「出発前」にラゲッジスケールで確定する
持ち帰りの技術の再確認です。空港のカウンターで超過に気づくと、その場で詰め直し…と最悪です。出発前に自宅で計って、オーバー分は機内持込へ回すか、置いていく判断をしておく。これだけで空港のストレスが激減します。
・買い物リストは共有メモで前倒し+帰国前に注文まで完了
・事前注文→実家受取で現地調達をゼロに
・重量は出発前にラゲッジスケールで確定(詳しくは「持ち帰りと電源の技術」の章)
⑧ よくある質問(FAQ)
- Q一時帰国の買い出しは、いつ注文すればいいですか?
- A
帰国日の1〜2週間前がおすすめです。実家やホテルへの到着を帰国日に合わせて注文しておくと、着いたときには手元にあり、現地での買い物時間を最小化できます。
- Q実家がない場合、ネット注文の受け取りはどうすれば?
- A
宿泊するホテルの「フロント気付」受け取り(事前に可否確認が必要)か、セブン-イレブン・ファミリーマートなどのコンビニ受け取りが便利です。受け取り後は、通販サイトの届け先住所を自宅に戻しておきましょう。
- Qスーツケースは何個・何リットルが目安ですか?
- A
国際線エコノミーの預け入れは23kg×2個前後が一般的な目安ですが、航空会社・路線・運賃で変わります。買い出しを持ち帰るなら大容量・軽量タイプが有利です。個数・重量は必ず利用便の公式でご確認ください(2026年7月時点)。
- Qモバイルバッテリーは日本と中国、どちらで買うのがいいですか?
- A
上海に着いてから中国国内線に乗り継ぐ予定があるなら、中国でCCC(3C)認証品を買うのが無難です。中国国内線では、3Cマークのないモバイルバッテリーの持ち込みが2025年6月28日から禁止されています。上海だけの滞在で日本発着の国際線区間しか乗らないなら、日本の物でも制度上は使えます(搭乗便の公式で要確認)。
- Q肉入りのレトルトやジャーキーは持ち込めますか?
- A
制度上は持ち込めません(肉類・肉製品はアフリカ豚熱対策で原則禁止)。ただ実際には、自分で食べる少量のレトルトや缶詰はそのまま通ることも多く、絶対に没収されるわけではありません。とはいえ公式にはNGなので、大量に持ち込む・検疫が強化された時期などは没収されることがあります。心配な方は肉が入っていない物を選ぶと安心です。最新の対象品目は中国海関総署・在中国日本大使館でご確認ください。
- Q液体の調味料を機内に持ち込みたいのですが?
- A
機内持込は各100ml以下・1L透明袋1つまでのため、大容量の調味料は預け入れスーツケースに入れてください。預け入れなら100ml超もOKです。飲みかけの水も保安検査で引っかかるので、手荷物のチェックをお忘れなく。
まとめ
・一時帰国の買い出しは「事前注文→実家受取→重量管理」の3段取りで消耗しない
・日本で買う定番は食品・調味料・子どもの学習教材・使い慣れた日用品(洗剤・柔軟剤は現地で)
・持ち帰りはラゲッジスケール+圧縮袋、電源はモバブ新ルール+充電器のCCC問題に注意
・肉・乳・果物は持ち込みNG、免税枠・薬は「目安+税関判断」で最新確認を(2026年7月時点)
一時帰国は、段取り次第で「買い出しマラソン」にも「家族の時間」にもなります。今回の3段取りとリストが、あなたの帰国を少しでもラクにできたら嬉しいです。良い一時帰国を🐼✨
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