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一時帰国から上海に戻ってきて、スーツケースを開けた瞬間に「あ、化粧水買うの忘れた」と気づいたことはありませんか😭
上海にも日本ブランドは並んでいます。それでも一時帰国でまとめ買いするのは、価格に輸入コストが乗る・正規品かを買う側で見分ける手間がある・国産D2Cや薬用系はそもそも中国で展開されていない——この3つの理由からです。
この記事では上海歴20年の視点で、買い方の3パターンと、持ち帰りでつまずくポイントを公式情報をもとにまとめました。帯同ご家族(いわゆる駐在妻)の方も、単身で赴任されている方も、そのまま使える形にしてあります😊

私も「現地で買えばいいや」と思っていた時期がありました。でも毎月使うものほど差が効いてくるんですよね💦 段取りさえ決めれば、帰国のたびのバタバタはかなり減らせます🐼
この記事でわかること
・買い方3パターンの手順と、失敗しやすいポイント
・目的別に選ぶ、持ち帰りたい美容アイテム
・日本国籍でも使える免税と、「国内で開封できない」落とし穴
・スプレー類の2L上限・機内の液体制限・中国持ち込みの考え方
① 結論:買い方は3パターン。軸は「帰国前にECで注文」
先に結論です。日本の美容アイテムは、帰国当日に慌てて買うものではなく「帰国前」から段取りしておくもの。買い方は3つに整理できます。
| 買い方 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| Ⓐ 帰国前にECで注文 →日本で受取 |
買うものが決まっている人 (いちばん失敗が少ない) |
不在で持ち戻りになる |
| Ⓑ 海外配送対応の ショップから直送 |
帰国予定が当分ない人 | 送料・通関は自己確認 送れない品目もある |
| Ⓒ 帰国中に 店舗・ドラッグストア |
色や香りを試したい人 | 滞在時間を消費する |
軸はⒶです。年1〜2回の帰国は、実家への挨拶・健康診断・子どもの用事で予定が埋まります。滞在時間がいちばん貴重な資源なので、帰国前に注文して実家やホテルに届けておけば、やることは「受け取る」だけ。在庫切れで探し回る時間もなくなります。
そのうえで、色や香りを確かめたいものだけⒸで足す。これが失敗しにくい形です。
この章のまとめ
・軸はⒶ「帰国前にECで注文→日本で受取」=滞在時間を使わない
・Ⓑ「直送」は帰国を待たずに補充できる別解
・Ⓒ「店舗」は色・香り・相談が必要なものだけに絞る🐼
② 上海で日本のコスメが買いにくい3つの理由
「上海でも売っているのでは?」と思われるかもしれません。それでも一時帰国で仕込む理由が3つあります。
②-1 輸入のコストが積み上がる
中国で売られている輸入化粧品の価格には、日本国内の店頭価格に加えて関税・増値税・輸送コスト・現地の流通マージンが乗ります。「同じ商品なのに高い」のではなく、構造的に高くなる仕組みです。ブランドによって差は大きいので一律に「何倍」とは言えませんが、日常的に使う消耗品ほど効いてきます。
②-2 正規輸入品か判断しにくい
中国では輸入化粧品の販売に国家薬品監督管理局(NMPA)への登録・届出が必要で、正規輸入品には中国語表示のラベルが貼られています。一方で代購(ダイゴウ/dài gòu=個人による代理購入)や並行輸入も広く存在します。確認の目安は3つです。
・中国語表示ラベル(成分・輸入元)が貼られているか
・販売元がブランド公式の旗艦店か
・価格が相場から極端に安すぎないか
②-3 欲しい銘柄が中国で展開されていない
日本の薬用化粧品(医薬部外品)、国内限定ライン、D2C(メーカー直販)ブランドは、そもそも中国で正規展開されていないことが珍しくありません。輸入には登録・届出が必要なためです。「あのブランドが見つからない」の正体は、たいてい在庫ではなく中国市場に入っていないだけだったりします。
この章のまとめ
・輸入コストが積み上がり、構造的に高くなりやすい
・代購・並行輸入があり、正規品かを買う側で見分ける手間がある
・国産D2C・医薬部外品系は中国未展開のことが多い=現地では手に入らない🐼
③ 買い方3パターンの手順と、つまずきポイント
③-1 Ⓐ 帰国前にECで注文 → 日本で受け取る
手順は3ステップです。① 帰国日程が決まったら買うものをリスト化 → ② 到着日の前日までに届くよう注文(お届け日指定を使う)→ ③ 受取場所を実家か宿泊先ホテルに指定。
つまずくのは、ほぼ受け取りです。
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 到着日と同日に届く指定にした →移動中で受け取れず再配達が最終日に |
到着前日までに着く指定にする |
| ホテル宛に送った →宿泊前の受取に対応していないことがある |
事前にホテルへ可否と宛名を確認 |
| 実家宛に送ったが家族が知らない →不在票のまま保管期限切れで返送 |
注文後すぐ追跡番号を共有 |
③-2 Ⓑ 海外配送対応のショップから上海へ直送する
「帰国はまだ先。でも今切らした」というときの選択肢です。持ち帰り枠を消費しないのが利点ですが、次の3点は必ず自分で確認してください。
・送料と商品代金のバランス(少額だと送料負けします)
・関税や輸入時の税金(受取時に請求される場合があります)
・そもそもその品目が送れるか(通関で止まる場合があります)
③-3 Ⓒ 帰国中に店舗で買う|免税は日本国籍でも使えます
色や香りを確かめたいもの、初めて買うものはここです。そして駐在員だからこそ関係してくる論点があります。免税です。
国税庁の案内では、日本国籍を有する非居住者について「国内以外の地域に引き続き2年以上住所または居所を有する」ことを在留証明または戸籍の附票の写しで確認された方が免税購入の対象とされています。この書類は最後に入国した日から起算して6か月前の日以後に作成されたものである必要があるため、日本に発つ前に用意しておくのが前提です。
そして化粧品を買う方がいちばん注意すべきなのがここ。化粧品は「消耗品」に分類されます。観光庁の消費税免税店サイトによれば、消耗品は同一店舗の1日の購入額(税抜)が5千円以上50万円以下で、指定された方法で包装され、国内で開封してはいけないという条件があります。
この章のまとめ
・Ⓐの失敗はほぼ受け取り。到着前日着+追跡番号の共有で防げます
・Ⓑは送料・関税・送れる品目かを自分で確認するのが前提
・免税は日本国籍でも対象になり得る。書類は日本に発つ前に
・免税品は国内で開封できない=滞在中に使う分は別に買う🐼
④ 目的別に選ぶ、持ち帰りたい美容アイテム5選
「誰の・どんな悩み向けか」で分けてご紹介します。全部そろえる必要はありません。当てはまる1つだけで十分です。まず全体像から。
| 商品 | こんな方に | 価格 (2026年7月時点) |
買い方の縛り |
|---|---|---|---|
| NICOLA organics お試し10日間セット |
まず少額で試したい | 980円 | 単発購入 |
| NICOLA organics 定期(SKIN THERAPIST) |
国産オーガニックを 続けたい |
初回2,980円 2回目以降6,894円 |
3回継続が条件 解約は電話 |
| HOLO BELL オールインワン |
時間をかけたくない 男性 |
3,850円 | 単品OK |
| うるおい地肌 セラミド化粧水 |
顔も頭皮も全身も 乾燥する |
公式サイトで確認 | 単品OK 定期も回数縛りなし |
| VINTORTE リキッドファンデ |
メイクも荷物も 減らしたい |
3,850円(35g) | 単品OK |
④-1 まず少額で試したい方へ|NICOLA organics お試し10日間セット
海外ブランドは上海でも手に入りますが、国産のオーガニック系は中国で正規展開されていないことが多く、一時帰国でしか仕込めないカテゴリです。
とはいえ、いきなり定期コースは気が引けますよね。そこで単発で買えるお試しセットがあります。中身は美容オイル「SKIN THERAPIST」5mL+化粧水15mLの10日間分。フランスのECOCERT(エコサート)認定を取得した国産ブランドの使用感を、980円で確かめられます。
価格と条件(2026年7月時点)
・お試し10日間モニターセット 980円
・単発購入(下の定期コースとは別の商品です)
・オイル5mL+化粧水15mL のトライアルサイズ=機内持ち込みの100ml制限にも収まります
④-2 国産オーガニックを続けたい方へ|NICOLA organics 定期コース
お試しで気に入ったら定期コースという流れになります。ただし条件をよく確認してからにしてください。
価格と条件(2026年7月時点)
・定期便 初回2,980円(65%OFF)・一世帯1回限り
・3回以上の継続が条件/2回目以降は20%OFFの6,894円(税込)
・送料無料の発送先は日本国内のみ
・解約は3回お届け完了後・お届け予定日の7日前まで・電話受付
④-3 時間をかけたくない男性へ|HOLO BELL オールインワン
ご主人や単身赴任の方からよく聞くのが「そもそもスキンケアの手順が分からない・面倒」という声です。洗顔後にこれ1つなら続けやすく、持ち帰る本数も1本で済みます。
HOLO BELL の「トータルスキンケア保湿ジェル」は、公式サイトで「乳液やクリームなどの他のスキンケアは不要」と説明されているオールインワンです。
価格と特徴(2026年7月時点)
・通常価格3,850円(税込)・単品購入OK/定期の継続縛りなし
・7つの無添加(石油系界面活性剤・アルコール・パラベン・着色料・鉱物油・紫外線吸収剤・香料 不使用)
・24時間閉塞パッチテスト、スティンギングテスト実施済み
・想定ユーザーは30〜40代
④-4 顔も頭皮も全身も乾燥する方へ|うるおい地肌 セラミド化粧水
上海の冬は暖房でかなり乾燥します。顔だけでなく、頭皮や腕まで———となると、持ち帰るボトルがどんどん増えます。
そこで便利なのが、顔・頭皮・全身に使えるミストタイプの化粧水です。5種類のヒト型セラミドを配合したミストで、乾燥が気になる部分にそのまま吹きかけて使えます。1本で何役も兼ねるので、持ち帰る本数を確実に減らせます。
条件(2026年7月時点)
・単品購入ができます(都度購入)
・定期コースはお届け回数の縛りなし。周期も1〜5か月から選べます
・送料は通常購入715円/定期は無料
・解約は次回発送の7日前までに電話で連絡
※価格は公式サイトでご確認ください
④-5 メイクも荷物も減らしたい方へ|VINTORTE リキッドファンデ
意外と見落とされがちですが、クレンジングもかさばる荷物です。ファンデーション本体に加えて、落とすためのクレンジングも持ち帰る——となると2本分の容量を使います。
VINTORTE の「美容液ミネラルリキッドファンデーション」は、公式サイトに「石けんとぬるま湯で落ちる」「クレンジングは不要」と明記されています。つまりクレンジングを1本まるごと減らせます。日焼け対策の目安となるSPF42・PA+++ も備えています。
価格と特徴(2026年7月時点)
・3,850円(税込)/35g・単品購入OK
・美容液成分91%以上配合・SPF42 PA+++
・石けんとぬるま湯で落ちる=クレンジング不要
・30日間色交換保証・全額返金保証あり
・送料550円(税込5,500円以上で無料)
④-6 そのほかに検討されることが多いもの
お子さんのニキビが気になる場合……市販品は合う・合わないが分かれやすい部分です。まず日本にいる間に皮膚科で相談するのがいちばん確実です。専門ブランドとしては proactiv(プロアクティブ)などが知られています。
複数ブランドをまとめて買いたい・直送したい場合……多ブランドを扱う海外配送対応の通販サイトという選択肢があります。Strawberrynet(ストロベリーネット)のように多数の国・地域へ配送しているサービスです。
この章のまとめ
・迷ったら単品で買えるものから。定期は解約が電話受付のことが多く、海外からは手続きしにくいです
・まず試すなら NICOLA お試しセット(980円・単発)
・男性の時短なら HOLO BELL(3,850円・単品OK)
・持ち帰る本数を減らすなら うるおい地肌(1本で顔・頭皮・全身)と VINTORTE(クレンジング不要)
・全部そろえる必要はありません。当てはまる1つだけで十分です🐼
⑤ 持ち帰る前に確認したい3つのポイント
⑤-1 スプレー缶タイプには「合計2L」の上限がある
ヘアスプレー、制汗スプレー、スプレータイプの日焼け止めなどのエアゾール製品には上限があります。ANA公式サイトの案内によれば、IATA航空危険物規則書において化粧品類・医薬品類などは、1容器0.5kgまたは0.5リットル以下のものが1人あたり合計2kgまたは2リットルまで、機内持ち込み・預け入れともに可能とされています。
⑤-2 液体は「預け入れ」が基本
普通の化粧水や乳液で問題になるのは機内持ち込みのほうです。国際線では容器1つあたり100ml以下、それらを1L以下の透明な袋にまとめて1人1袋まで。化粧水1本(150〜200ml)でもアウトです。
振り分けの目安
・預け入れ……買ったもの全般(化粧水・乳液・美容液・スプレー類)
・機内持ち込み……100ml以下に小分けした、フライト中に使う分だけ
⑤-3 中国へ持ち込む量は「自分で使う範囲」に
中国へ入国する際、持ち込む物品には「個人で使用する範囲かどうか」という考え方があり、免税で持ち込める範囲が定められています。明らかに個人使用を超える量は、販売目的とみなされて課税や申告の対象になる可能性があります。「家族の分も」「知人に頼まれた分も」と積み上がると、同じ商品を大量に、未開封のままという状態になりやすいので注意してください。
最後に液漏れ・破損対策も1つ。
・キャップの上からラップを1枚かませてフタを締める
・1本ずつジッパー付き袋に入れる(漏れても被害を1本分で止められます)
・瓶ものはスーツケースの中央・衣類の中へ
・購入時の箱は緩衝材として使うと容量も節約できます
この章のまとめ
・スプレー類は1容器0.5L以下・1人合計2Lまで(化粧品と日用品を合算)
・通常の液体は預け入れが基本(機内は100ml以下+1L袋)
・中国へ持ち込むのは自分で使う範囲に。渡航前に税関の最新情報を確認
・1本ずつ袋に入れて衣類の中へ——これだけで大きく変わります🐼
⑥ まとめ:帰国日が決まったら、まず1つだけ決める
この記事のまとめ
・買い方は3つ。軸はⒶ帰国前にECで注文→日本で受取。失敗はほぼ受け取りで起きます
・上海では輸入コストが乗り、国産D2C・医薬部外品系は展開されていないことが多い
・免税は日本国籍でも対象になり得るが、免税品は国内で開封できない
・スプレー類は合計2L、通常の液体は預け入れが基本
⑥-1 今日やる1アクション
👉 次の一時帰国の予定を開いて、カレンダーに「注文する日」を1つ入れてください。
日付は到着日の1週間前。この1行で「買い忘れた」がほぼなくなります。
何を買うか決まっていない方は、「④ 目的別に選ぶ、持ち帰りたい美容アイテム5選」の比較表をもう一度見て、いちばん右の「買い方の縛り」で選ぶのが確実です。単品で買えるものなら、合わなければそこで終われます。

「今回こそまとめ買いするぞ」と思いながら、結局バタバタして帰ってきた回が何度もあります😅 段取りを先に決めておくだけで、驚くほどラクになりますよ🐼
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⑦ よくある質問
- Q中国へ直接送ってもらうことはできますか?
- A
海外配送に対応しているショップであれば可能な場合があります。ただしすべての商品が送れるわけではありません。内容物や数量によっては通関で止まることがあり、送料や輸入時の税金が別途かかることもあります。まずは少量で試すのが安全です。
- Q正規品かどうかは、どう確認すればいいですか?
- A
中国で輸入化粧品を正規に販売するには登録・届出が必要で、正規輸入品には中国語表示のラベルが貼られています。目安は3つ。①中国語表示ラベル(成分・輸入元)があるか ②販売元がブランド公式の店舗か ③価格が相場から極端に安すぎないか。買う側で確認する手間がかかる点が日本との違いです。
- Q液体はどれくらい持ち帰れますか?
- A
分けて考えてください。機内持ち込みは国際線の液体物制限で容器1つ100ml以下・1L以下の透明袋に1人1袋まで。化粧水1本でも超えるため、買ったものは預け入れが基本です。スプレー缶はANA公式の案内によればIATAの規則で1容器0.5L以下・1人合計2kgまたは2Lまで。この2Lは化粧品と日用品の合算です。ご利用の航空会社の最新案内もご確認ください。
- Q定期コースは、上海からでも解約できますか?
- A
各社で条件が異なりますが、申し込む前に必ず確認したいのが「解約の手続き方法」です。定期コースには最低継続回数や、次回発送の◯日前まで、といった期限が設定されていることが一般的です。とくに電話受付のみの場合、海外在住だと手続きしにくくなります。マイページやメールで手続きできるかを、申し込み前に公式サイトの案内(特定商取引法に基づく表記など)で確認しておくと安心です。継続の縛りが不安な方は、単品購入できる商品を選ぶのが確実です。




